ガールズ岡村育子(46=埼玉)が代謝による引退を逃れようと懸命だ。今節は、3期にわたる平均競走得点のアップと、代謝の審査から外れる47点オーバーが課題。予1・1Rは最後に大外を踏み上げて僅差の5着に、「長走路だから、内で包まれるよりは外を踏もうと。それができた」と内容に満足した。

4場所ぶりの予選3連対ができそうな気配がある。「去年の夏に腰部ヘルニアになってずっと駄目だったが、今では腰が良くなった。それより高橋梨香や青木美保が練習に付き合ってくれる。美保の師匠・茨木(基成・60期引退)さんのオートバイ誘導で乗り込み、感じが上向いているんです」。代謝の回避が、練習仲間へ何よりの恩返し。予2・1Rでしぶとさを発揮する気だ。