今回が左鎖骨骨折の欠場から約2カ月ぶりの実戦復帰だった原田翔真(22=和歌山)が、チャレンジ準決4Rに登場。同期のライバル中山拓人を相手に果敢に先制。同県の布居翼-大川龍二を引き連れて、見事に押し切った。

「本当に後ろの布居さんのおかげ。うまく援護をしてくれました」と、まず先輩に感謝した。「今回は復帰戦ですが、体の問題はありません。決勝も後ろに同県の2人が付くし、思い切った自力で勝負がしたい。今回は和歌山主催のレースだし、地元戦と思って頑張りますよ」。3度目の優勝へ向けて、気合を入れていた。