ガールズケイリンの徹底先行タイプ・刈込奈那(22=千葉)が走るたびに評価を上げている。

予2・2Rは巧みにペースを操り、後続のもつれを誘った。連日、刈込の動きを後ろから見た小林莉子は「嫌な選手になってきた。昔の(高木)真備みたい」と警戒を強め始めた。

レース後に検車場でへたり込むのも、力を出し切れている証拠だ。「練習よりもレースの方がきつい。ということは、まだ練習が足りないんでしょうね」と、自身はまだ伸びしろを感じている。

決勝6Rは、先行1車同然のメンバー構成。今回は、決勝戦での最高成績(21年11月伊東5着)を塗り替える。