浦野慈生(37=神奈川)の気配がいい。

今期チャレンジに落ちてからも苦戦が続いていたが、8月別府で2着が2度、前回静岡では予選でルーキーの熊崎麻人を破ってシリーズ2勝を挙げた。「一時に比べたらいい感じ。この1年ぐらいずっと右膝が痛くて、かばっていたら股関節も痛めた。右半身が使えていなかったのが、最近は力が入るようになった」と好調の要因を話した。

チ予選1Rは、新人が不在の3分戦となった。「展開が向いた時は取りこぼさないように」。中団、中団に立ち回って、復活のタテ足を繰り出す。