5人が参戦する123期のルーキーが、優勝争いを盛り上げる。チャレンジ予選3Rで先陣を切るのは、競輪選手養成所で在所30位の松本京太(24=静岡)だ。
前検では自らが掲載された日刊スポーツの特集紙面を見て「母も喜ぶと思います。レースも欠かさず見てくれるし、また頑張る」と意気込んだ。
スタート力が光る。外枠でも前受けし、突っ張り先行が得意パターンだ。ただ、8月函館で本格デビュー後の初優勝を飾り、人気が集中する現在は「後方に引いて巻き返す作戦もある」と臨機応変に戦う。走るたびに進化する松本が、123期の実力を示していく。