7月にチャレンジ降格した白石大輔(40=福島)は、予選5Rで2着に入った。しかし、内容には満足せず、反省の弁ばかりが出た。
展開は123期のルーキー菊地圭の番手を巡って、初手からインの白石大輔とアウトの松本琢也で競りとなった。そして、菊地が中村秀幸の単騎カマシをまくって1着。菊地には競り勝った松本が続いたが、白石はまくり追い込みに転じて2着。人気には応えた。
白石は2場所前のいわき平の予選でも番手戦で敗れており「チャレンジ戦はペースが上がらず、その分、前から離れやすい。ただ、その前に踏み遅れている。自分自身の反応が悪いということ」と現状を分析した。
来期(24年1~6月)はA級2班への再昇格をほぼ決めており、今は続けて2班の競走得点をキープすることが課題。「踏み出しは悪いが、車は出ている。頑張ります」と、準決へ気合を入れ直した。