【松井律・競輪黙示録】

期末は級班の振り分けを巡る点数争いが佳境に入る。勝ち上がりのレースだけでなく、敗者戦でも熾烈な争いが繰り広げられる。

◆5R 中部ラインで坂上樹大が3番手を回るのは、谷田泰平にS級残留が懸かっているからだろう。勝負駆けの谷田が下岡優季を目標に抜け出す。(9)-(1)(2)(3)-(1)(2)(3)(5)(7)(8)。

◆10R 初日、渡辺雄太のレース内容に師匠の渡辺晴智から厳しいダメ出しがあった。中部勢が積極的に駆けるはずだが、強引にでもたたきに出るとみた。番手の新田康仁から(5)-(1)-(2)(3)(4)(7)(9)。