「中部ユル便り」のメンバー、不破将登と会えなかったので「競輪サウナ部」の遠藤勝弥に「ユル話」を聞いた。

すると「街のサウナに通い始めた頃、全然サウナから出ない人がいたんですよ。ある時、ちょっと勝負しようかなと思ってジーッと我慢してたら、その人も全く出なくて、気がつくとサウナ時計が3周(36分)してました。僕がギブアップしましたが、あれはキツかったなー。あ、あの時の気持ちを思い出したら(1予5Rは)単騎でもやれそうな気がしてきた。サウナ部の新田(祐大)さんと、荻原(尚人)さんと今晩仕上げます」と威勢が良かった。

今節、注目する選手が1人増えた。


ヤマコウは浅井康太にエールを送った
ヤマコウは浅井康太にエールを送った

◆特選12R 今回、地元のメインは浅井康太が務める。中部地区はいつの間にか弱小勢力になってしまった。今後、中部の選手おのおのが結果を求めようと思うなら、若手との信頼関係が大切だ。山口拳矢と浅井の連係も最初はギクシャクしていたが、最近は信頼関係も芽生えてきたように見える。

西武園オールスターの準決は、犬伏湧也-山田庸平が本線で、対抗格が古性優作-稲川翔、他に菅田壱道-渡部幸訓がいて、拳矢-浅井は犬伏を後ろに置いて打鐘3角カマシを敢行。結果的に波があり、浅井は内に入って失格判定となったが、打つ手が限られている中で最善の走りだったと思う。

青森G2最終日の連係は、先行の3番手が取れたので最低限の走りができた。同じ釜の飯を食べると自然と信頼関係が生まれるもの。中部の未来は、浅井と拳矢に懸かっていると言っていい。(日刊スポーツ評論家)

※特選12Rには次男の山口拳矢が出走しているためヤマコウの予想はありません。