浅井康太が快勝劇だ。

 打鐘8番手から上昇して逃げた近畿勢の後位に入ると大外をカマしてきた新山響平をけん制して不発に終わらせると、最終2センターから突き抜けた。「新山君だけは前に出させないようにした。自分でも体が動いていると思う」と反応の良さを実感した。前場所のG1日本選手権の決勝はカマシ先行した深谷知広の番手絶好もゴール前で三谷竜生に屈した。今年はここまで優勝ゼロ。特に決勝での詰めの甘さが目立ったが、初日の動きを発揮できれば問題ない。優秀も好位奪取から踏み込んで連勝だ。