平塚競輪場(平塚市久領堤5の1)のメインスタンド落成記念式典が10日に、関係者200人が出席して行われた。老朽化したスタンドを建て替えるため、15年9月に着工し5月末に完成した。

 38億6532万円(本体工事分)をかけて約6000人収容の5階建てスタンドに生まれ変わった。1、2階は一般席で、1階では350インチの大型映像モニターで迫力あるレース映像を楽しめる。3階は特別観覧席(516席)、4階はロイヤル席(32席)がある。5階は審判競技関係エリアとなっている。災害時には住民の一時避難場所としての役割を担う。落合克宏平塚市長は「多くのお客様に来場していただき、末永く愛されるよう努力していきます」と話した。開幕戦は19日からのF1ジャパンカップ(昼間開催)。年末にはKEIRINグランプリ2017が開催される。