地元の金田諭(38=埼玉)が絶好のカドで、きっちり結果を出した。

 2号艇だったが、進入争いに付き合わずに4コースカドからコンマ10のトップスタートを放ち、完璧なまくりを決めた。前節の浜名湖に続く連続V、今年は3回目、通算28回目の優勝を飾った。

 金田は「自分らしいレースができた」と会心の走りを振り返った。これで近4場所のうち優勝3回と絶好調。前々期F2による、前期の出走回数不足で、7月からA2級に降格するが、「次からA2級になるし気楽にいきます。でも、あと2回は優勝してクラシックの権利を取りたい」と初のSG出場への権利獲得へ意欲を見せた。