神山拓弥(30=栃木)がV奪取へ絶好だ。

 準決11Rは積極的に先行策に出た金子幸央を援護しながら、抜け出した。「金子が頑張ってくれた。本当に相性がいいですね」と後輩の頑張りをたたえた。それに対し金子も「準決は絶対先行しようと思っていた。(神山)拓弥さんが後ろなので安心して駆けられた」と信頼関係も強固だ。

 決勝も再び金子の番手回り。「(芦沢)辰弘も3番手を固めてくれるし3人でゴール前勝負したい」と力強く語った。決勝も金子は強引にでも主導権を握る。そうなれば直線で抜け出し優勝を決める。