菅田賀子が大波乱の快勝劇だ。

 6R予2、打鐘3角から梅川風子が仕掛けると合わせて出た。最終ホームから石井貴子が突っ張って先行。追走して外並走した梅川が、バックからまくると追って直線一気。写真判定の末に梅川を差し切った。「2場所前の青森でギア倍数を3・64から3・71にアップして動きも良くなってきた」。2車単8万9040円、3連単34万9300円の好配当には「まさか1着とは思わなかったので」と驚くばかりだ。昨年12月の高松以来となる決勝は石井寛子、石井貴、梅川ら上位陣の激突でもつれれば、連日の波乱演出で悲願の初優勝も夢ではない。