119期の孫崎百世(28=滋賀)が念願の初勝利を挙げた。1R、6コースから1Mをまくり差して先行。「何が起こったのか分からず、足が震えた」と緊張の中、2Mも丁寧に回り、残り2周を押し切った。

 デビューから101走目。同期が次々と水神祭を挙げて焦りもあったが、男女混合戦で価値ある1勝目をつかんだ。「信じられないです。初勝利の時は格好良く回ろうと決めていたけど、無理でした(苦笑)。次はB1級を目標に頑張りたい」。看護師からボートの道へ進んだ異色のレーサーは、大きな自信を手に入れた。