ダブルグランドスラマーが意地を見せる。「オレに任せろ」の天野保彦は、2日目9Rで永井大介(40=川口)に◎を打つ。初日10Rは2着を確保。パーツ交換後の1走目なら十分に合格点の内容だ。5大会連続SG優勝&グランドスラム達成を狙う鈴木圭一郎に対し、闘志を高めている。

 今節最初のレースで永井が上々の動きを見せた。0メートルオープンの3枠から飛び出し、2周バックで篠原睦をかわして先頭を奪う。4周1角で木村武之にさばかれたが、しぶとく食らい付いて2着でゴールした。「シリンダー、ピストンを換えての1走目なら悪くない。合格点」と笑顔で振り返った。

 「ガスが濃い感じ。セットが合ってないので、合わせたい」。即座に修正点をつかみ、機力アップへの青写真を描く。歯車がかみ合わなかった昨年と違い、今年は調整が成功している。「前節の伊勢崎よりもいい」。初日のレースで手応えはつかんだ。スタートが切れているのもセールスポイントだ。

 今節の主役、鈴木圭一郎とはG1ゴールデンレースで死闘を繰り広げ、見事に優勝した。「今の圭一郎に勝てたのはうれしい」は本音だ。5大会連続SG優勝の阻止に向け、高まる闘志は隠しようがない。前検日の前日には、SG恒例となっているトンカツを食べた。優勝への験担ぎもばっちり。SG初制覇となったオートレースグランプリは「最も思い出のレース」。伊勢崎のナイター開催という条件も同じだ。優出は逃したくない。2日目はマシンを仕上げて1着を奪取するはずだ。

 相手には、初日の内容が良かった荒尾聡、遠藤誠を推奨する。単独0Hの辰巳裕樹も侮れない。3連単は(8)-(7)(3)(1)-(7)(3)(1)(2)が本線で(7)(3)-(8)-(7)(3)(1)を押さえた13点でいく。