アルテミス賞の長沢彩（２９＝愛知）は東京トリオの２段駆けに屈して５着と見せ場なく終わった。

　さすがにレース後は「遠いところまで来たのに、意味がなかった。セッティングも変えたけど、状態をみることもできなかった」とがっくりうなだれた。

　レース前まで賞金ランク３位につけ、年末のガールズグランプリを見据えていたが安穏とはしていられない状況になった。しかし、「残り１カ月、頑張るしかない」。選考期間の９月末まで、気持ちを切り替え、ラストスパートする。