塩田大輔が11年7月静岡以来、約6年ぶりの1、2班戦決勝進出を果たした。準決8Rは最終ホームで最後方に置かれたが、豪快なまくりで2着に食い込んだ。「単騎で後ろならこのタイミングと思ったところで行けた」とプラン通りの仕掛けだった。

 「決勝は多分4年ぶりくらいかな」と話していたが、11年以来と聞くと「思い出した、そんな前か」と苦笑いしていた。決勝も準決同様に同県の石橋慎太郎とは別線を選択した。塩田には地元の斎藤和伸が付いたことで気合十分。斎藤の援護を信じライン2車でも逃げてV争いに加わる。