伝統ある大会で古豪の復活なるか!? カウントダウン連載「ROAD TO メモリアル」の最終回は、なるほどデータ集。大会相性、ナイター相性では今垣光太郎がトップの成績を残す。SG最年長優勝記録を目指す今村豊など、ベテラン勢の走りに注目だ。

 (1)大会相性 今大会出場選手では今垣が優勝3回で最多。優出回数も7回も今村と並んでトップタイの実績を残す。同一SG優勝回数の1位は野中和夫のオールスター6回V。今回、今垣が優勝すれば、松井繁のオーシャンカップ4回Vと並ぶ歴代2位タイとなる。

 (2)ナイター実績 ナイターSG優勝の最多は今垣、松井繁、菊地孝平が3回ずつ優勝。次いで魚谷智之、瓜生正義が2回ずつ。若松のナイターSGで優勝経験があるのは菊地、松井が2回ずつ。今垣、田村隆信、白井英治が1回ずつある。

 (3)最年長記録 今大会で今村が優勝すれば、56歳2カ月での達成。97年若松メモリアルで優勝した安岐真人の52歳7カ月を抜いてSG歴代1位になる。

 (4)若松通算成績 優勝回数は6回で篠崎元志が1位。優出回数と1着回数は池永太が1位。通算勝率は松井繁が8・15で唯一の8点超え。2連率は吉田拡郎、3連率は茅原悠紀がトップの成績を残す。

 (5)誕生日 井口佳典が初日に40歳。2日目に山口剛が35歳のバースデーを迎える。思い出のシリーズとなるか。【古村亮】(おわり)