112期新人の坂口楓華(19=京都)が和歌山に初参戦だ。

 今節でデビュー5場所目となるが「だいぶ慣れてきました。でも、まだ気持ちばかり前にいっている」と実戦を反省する。

 だが「私は人の力を借りて走るレースはしたくない。力を100%出し切るレースを心がけている」と追い込み一本だった学校時代と一転して自力に徹しているのがいい。

 和歌山は5月の全プロ競技のエキシビションで1度走っており「感触は良かった」とバンクに不安はない。ガ予1・7Rでは先行日本一の奥井迪と対戦することになった。「奥井さんとは初めてです。自力で思い切ってチャレンジしたい」と目を輝かせた。