地元の中山透(28=川口)が雨巧者ぶりを見せつけた。

 湿走路の初日10Rは枠なりの7番手スタートから外を使って進出し、6周1角で逃げた永井和幸をまくって勝負を決めた。「雨は滑ったけど結果が出たのでいい。キャブを扱ってあるので、晴れはこのままの状態で練習する。(前節の)山陽は足周りは大丈夫だった」。良走路でも鋭い追い足を発揮できるか注目だ。準々決勝6Rは序盤の展開作りが勝敗の鍵になる。