ドミトリエフが競輪デビュー戦のバンクで快勝スタートを切った。

 初日9Rは最終ホーム7番手。「自分の感覚を信じていたが、ちょっと遅かった」と仕掛けのタイミングを反省したが、上がりタイム10秒8の1番時計で別線をまくり撃破した。3年前の14年4月に当所デビューを振り返り、「違う惑星に来た気がした(笑い)。気が動転して決勝に乗れなかった」。緊張から予選5着で準決進出を逸したが、今や別人だ。今年はすでに1着18回、優勝2回と競輪の勝ち方を覚えた。準決は別線を豪快なまくり一発で粉砕する。