地元期待の山田英明は指定練習(ローラー)を終えた後、取り囲んだ報道陣に笑顔で対応した。

 「順延は予想していたことだし、特に問題はないですよ」。1予は4番手まくりを決めたものの、2予は磯田旭のラフプレーもあって5着。ストレスのたまるレースとなったが、「もう切り替えましたよ。待ちに待った大会ですし、楽しみが1日増えたと思っています。集中力を切らさずに、まずは決勝に乗ることです」。地元の熱い声援を追い風に、準決11R突破に全力投球だ。