下関ボート「開設63周年記念G1競帝王決定戦」は明日26日から10月1日まで行われる。

 8月の若松メモリアルを終えて、一番悔しい思いをしているのが谷村一哉だ。思い起こせば3年前。蒲郡で行われた同大会で、今年ワンツーを決めた寺田祥、白井英治を抑えて優勝戦の1号艇をつかんだのが谷村だった。今年のメモリアルは結果を出せなかったが、下関では4月のナイター開幕戦を制している。その谷村にプール特徴を聞いた。

 谷村 ホーム側の建物が変わって、風の感じ方が少し違ってましたね。前回走ったお盆の時は風が強く吹いていたし、9月下旬は気温や風向きが変わってくるから、あまり参考にならないかも知れません。下関ナイターが他のナイター場と違うってこともない。僕は乗り心地を重視するから、気温にしっかり調整を合わせるのが大事ですね。潮が高いときは走りにくいけど、うねりが気にならなくなったのは大きいですね。

 トップランクの選手が集う周年はスピード旋回が最大の見どころ。一般戦ではインの相場が高いが、機力の伴わないインの取捨選択が好配の鍵を握りそうだ。