119期の高岡竜也(24=山口)が、2日目3Rで4カドからまくり差し、デビュー初勝利を上げた。昨年11月徳山でのデビューから135戦目の初星だった。

 上昇機の74号機を引き当て、前検から気配は抜群だった。コンマ07とトップタイのスタートを決め込み、艇団を割って一気にバックで先頭に立ち、押し切った。レース後はスタンド前で水神祭が行われ、山口支部の先輩に水面に放り込まれた。「エンジンのおかげです。差し場が開いて、舟を向けた瞬間に勝てたと思いました。次の周年も控えているのでエンジンを壊さないように大事に乗ります」と満面の笑みをみせた。