牧宏次(44=東京)が、勝負どころで持ち前の攻撃力を発揮した。4号艇の準優11Rは、カドからコンマ01のスタート攻勢で内枠勢をまくった。

 「早いと思ったけど、たぶんレバーはそのまま」と苦笑い。佐藤大介が巧みに2番手に浮上し、同期ワンツーを決めた。

 これには準優10R2着で、ひと足先に優出を決めていた金子龍介が大喜び。「やるな~、77期。全員優出やで」。経験も度胸もある同期トリオが、1号艇の谷野錬志を揺さぶる。