宮本夏樹(31=長崎)が悲願の初優勝! 23日、灼熱(しゃくねつ)の水面で優勝戦が行われた。

 スタート展示は枠なり3対3だったが、本番は黒井達矢が3カドに引いて2対4のスタイル。1マークでは畔柳俊吾と黒井がせめぎ合い、宮本夏樹に絶好の展開となった。夢の初優勝へ渾身(こんしん)の差しハンドルをねじ込み、突き抜けた。実に自身17回目の優出で悲願達成だ。

 初優勝を飾った宮本は「自分は優勝できないかもしれないと思っていたので、うれしい。師匠の樋口亮さんから、優勝を見たい、見たいと言われていたので良かった」と語った。

 なお2着には鳥居塚孝博、3着には畔柳が入った。