太田美穂が先行にこだわって調子を上げている。

 予1・7Rは4着も、逃げて注目株の佐藤水菜を苦戦させた。「組み立てを直せば、もっと粘れる」と予2・7Rも積極策だ。走りに迷いが消えたのは春先から。初めて応援の横断幕が場内に飾られ、ガールズを志す高3の妹と乗り込むようになった。「師匠の萩原操さんから『ファンは先行が見たいはず』と。妹の手本になりたい」と決意した。先行有利な西武園で真価を見せる。