三ツ石康洋(37=徳島)が逃げ切りで予選9Rを突破した。目標とする藤岡隆治が急性へんとう炎で当日欠場になったが、動じなかった。

 レースは恩田淳平が坂本周輝の番手で粘る展開に。「レース前に高市(訓但)君と話をして付いてくれると言うので。ああいう展開になった時だけ自力で動こうと思っていたら本当にそうなっちゃて」と振り返った。前回の最終日に補充で1着。そこから間違いなく三ツ石にいい流れが向いている。準決10Rは同県の山形一気に託して、昨年8月平塚以来1年ぶりの決勝進出を狙う。