優勝戦のキーマンは6号艇の土屋太朗だ。

 準優10Rは3着に終わったが、2着に入った梶野学志が準優の不良航法により賞典除外。繰り上がりで優出となった。インタビューに応じた土屋は開口一番「前付けですね」と、堂々のコース取りを宣言。これで進入争いは面白くなった。「コースはどこになるか分からないけど、6コースは嫌」。東京支部5人が相手でも、遠慮なし。前付け策で揺さぶり波乱を起こす。