ミカリンナイトレースでおなじみの伊東競輪が明日１９日から２１日まで、Ｓ級シリーズ＆ガールズケイリンを今年度初のナイターで開催します。

　名付けてＦ１「ミカリンナイトフェスティバル」！

　サマーナイトフェスティバルに負けじと、熱いバトルを繰り広げます。

　Ｓ級戦には強力な外国人コンビがエントリーしました。まずは今シリーズ断然の主役候補筆頭、マティエス・ブフリ（オランダ）です。来日４度目の今年も、リオ五輪ケイリン銀メダルの実力を存分にアピール。８場所を走って優勝５回と猛威を振るっています。当地は昨年９月Ｆ１以来の参戦。この時は連勝で勝ち上がりながら、決勝では優勝したテオ・ボスの引き出し役を務め、先行して５着でした。今回は勝てる仕掛けに徹し、雪辱Ｖは譲れません。

　もう１人のジョセフ・トルーマン（イギリス）は初来日ですが、６場所のうち５場所で決勝へ進み、６月の青森で優勝しています。迎え撃つ荒井崇博（佐賀）畑段嵐士（京都）鈴木裕（千葉）ら日本勢は、この難敵２人を食い止めることができるでしょうか。

　ガールズケイリンでは、何と言っても新人１１４期の佐藤水菜（神奈川）が必見です。デビュー戦の７月・四日市で、いきなり予選連勝→決勝４着と活躍。続く地元の川崎は決勝で高木真備を撃破し、逃げ切り３連勝での初Ｖという快挙を果たしました。前走・西武園２日目に失格しており、ここは名誉挽回を期しての登場。大久保花梨（福岡）東口純（石川）奈良岡彩子（青森）増茂るるこ（東京）と好脚がそろいますが、短走路を味方に持ち味の先行力を発揮し、Ｖ争いに加わりたいところです。

　今開催の初日は、Ｇ１オールスター最終日と重なりました。輪界トップクラスが集結するビッグレースも魅力ですが、手堅く勝負するなら、３分戦が主流で推理しやすいＳ級シリーズ、そして、順当な決着が目立つ７人制のガールズケイリン！　頂上決戦を満喫した後は、ミカリンナイトフェスティバルの３日間に、どうぞご注目ください。

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