初日7着だった田中麻衣美(36=新潟)が予2・6Rで3着に入り、昨年9月福井以来の決勝進出を果たした。

 予2・7Rの確定後に「よかった、久々に決勝に行けた」と喜んだ。大敗スタートからの大逆転。この日は最終ホーム最後方から、大外をまくり気味に踏み込んで粘り込んだ。「伊東は前にも決勝に乗っていて相性がいい。それに、新潟から移動の距離が短くて体調を整えやすい。遠い場所に行くと、乗り物酔いで体調を崩すんです」。決勝10Rは大久保花梨や佐藤水菜ら強敵ぞろいで明らかに劣勢。それでも「諦めなかったから決勝に乗れたわけで、明日も諦めない」と意気込んだ。