桐生ボートの開設62周年記念G1「赤城雷神杯」が、明日6日に開幕する。

山崎智也(44)は10年の年末に奏恵(旧姓・横西)夫人と結婚するとグランプリシリーズで復活V。奏恵夫人が引退した12年の年末には、初のグランプリ制覇を果たした。そして愛娘が誕生した15年には2回目の賞金王になるなど節目で数々のドラマを演出してきた。

今年11月には長女・小葉音さんが第123期生としてプロデビューする予定。復活Vのお膳立てはできている。「娘がデビューするまではA1でいるって約束はした。それは果たせそうだけど、今年はやれてないって感じで普通。チャレンジカップには出られる位置にいたいし、ダービーには出られないから桐生の周年で稼いでおきたい。周年に向けてお盆にいろんなセッティングを試せたのは大きいね。それに仕事は真面目にやった方が面白いって再認識した。エンジンが出るとやっぱり楽しい」。

天才肌に思われがちだが、見えないところでの努力は惜しまない。「仕事でも遊びでも何でも一生懸命に取り組む人が好きだし、自分もそうありたいと思ってる」。下準備が整いイベントのフラグも立った。今大会は強い父親の姿を見せる。