金子拓矢(34=群馬)が、地元のとりでを守った。準優11R、カド菊地孝平の攻めに乗って5コースから鮮やかにまくり差した。

「展開一本です。菊地さん、さまさま。最高にうれしい」とG1優出4回目、地元周年初優出を喜んだ。出足はいいが、伸びは劣勢。それだけに地元で練習を重ねたスタート勘を研ぎ澄ます。「まずスタートはしっかりいきたい。節間、勘通り。自分から攻めたい」。今年2月の関東地区選に続く、タイトル奪取を狙う。