松尾啓史(39=山陽)は得点順32位と最下位で辛うじて予選を通過した。そして準決10Rでは池田政和との激烈な2着争いをしのぎ切った。

「ツキがありますね。最後まであきらめずに走ってよかった。腰周りの調整に専念する」。初日に接触事故でフォークとフレーム一式を交換。マシンを立て直してファイナル進出を果たした。今年2回目のG1優勝を目指して序盤の展開作りに集中する。