毒島誠(34=群馬)が別格の強さで、優勝に王手を懸けた。

準優12Rはインからコンマ09の好スタート。1Mを回った瞬間、2番手の佐々木康幸を引き離し、みるみる差を広げた。

「伸びは落ちたけど、スタートはしやすくなっていた。もうひとグリップを求めて回転調整します」。

1周2Mの旋回を反省し、一分の隙もなく仕上げる腹づもりだ。優勝戦は風速10メートルの向かい風予報だが、悪天候にも打ち勝ち、今年2度目のG1優勝をつかむ。