17日が39歳の誕生日だった吉田敏洋(愛知)は、2着で決勝切符を手にした。

準決11Rは、谷口明正が先制する絶好の展開。番手まくりでバースデー星を狙ったが、鈴木竜士の快速まくりに切り替え、2着を確保した。

「自分の力が及ばなかった。俺が、というよりも今の鈴木が強い。勢いでしょう」と勝者をたたえていた。

今年の函館最終戦とあって、11Rは気温12度まで冷え込んだ。「寒さに体が追いついていない。明日(決勝)はもっと寒そうだからうまく調整したい」。

オールスター前の腰痛以降は精彩を欠くが、北の大地から復活ののろしを上げたい。