大峯豊(35=山口)が準優12Rで2着に食い込み、優勝戦は5号艇だ。

準優の感じを「鶴本(崇文)選手よりもバックの伸びは少し良かった」。エンジン複勝率32・0%しかない13号機だが「複勝率を考えれば、だいぶいいですね」と調整がうまくいっている様子。

優勝戦は展開も絶好だ。4コースにいる石渡鉄兵が「チルトを跳ねることも考えて、伸びを生かした攻撃的な調整も」と示唆している。

石渡がカドから強まくりにいくなら、イン鶴本は応戦して握らざるを得ない。ぽっかり開いた1Mを石渡の1つ外枠にいる大峯がまくり差しで突き抜けるチャンスは十分ある。

「展開を突けるように、回り足を求めてペラを調整」。欲しい足を底上げできれば、枠は遠くとも優勝の可能性は十分、ある。