ファイナル6強は、賞金ランク18位以下の選手が5人もそろった。年末のSGグランプリ出場に向けて、マネーバトルはさらにもつれそうな雰囲気が漂う。

優勝戦1枠の守田俊介と6枠石野貴之は2着まで、2枠の池田浩二は同3着までに入るとGP出場が有力。SG初優出の3枠石川真二は、勝てば賞金ランク7位前後まで届く。4枠篠崎元志も優勝すれば5400万円を超えて、SG復帰戦でいきなりGP出場権をつかめる。トライアル2nd出場を確定させたい5枠井口佳典は、とにかくひとつでも上位着が欲しい。

一方、優出漏れした特別選抜A、B戦も熱い。11R1枠の桐生順平は、勝てばGP出場は当確。しかし、GPボーダー付近の松井繁が4枠、赤岩善生が6枠、SGチャレンジCに出場できない新田雄史が5枠にいて、進入からもつれそう。10Rは、チャレンジC不出場の5枠太田和美、6枠瓜生正義が少しでも賞金を上積みさせたいところ。