【大野義孝のオレに任せろ】

2日目は1~8Rで2次予選、9~12Rで特別予選が行われる。「オレに任せろ」の大野義孝は10Rの永井大介(41=川口)を本命に推す。初日11R選抜予選は2着だったが、優れた調整能力を発揮し、車を仕上げてくる可能性は高い。パワー全開で白星ゲットだ。

◆10R 永井の反撃に期待する。この特別予選で1、2着に入ると3日目12Rスーパーライダー(無事故完走で準決に進出)に出場できる。

初日11R選抜予選は激しいバトルが展開された。早川清太郎が4周1角でうまく抜け出して首位を奪い、永井は5周3角で2着を確保した。「選手権となるとレースは厳しいね」と実感を込めて話したが、あわてた様子は全くなかった。

初日の車の手応えは「シリンダー、ピストンを換えて感じは悪くないけど、まだ軽くて回転が上がってきてない。とりあえずキャブをやって夕練してみる」と車の仕上げに力が入る。

最近はスタートも切れているのも頼もしい。「(今大会は)Sのタイミングは見えすぎている。体が反応しすぎている。(フライングを)気をつけないといけないね」。初日は7枠からS4番手に付けている。

SG優勝は08年から15年まで毎年積み重ねて14回を数えるが、15年11月の当大会(川口)を最後に3年も遠ざかっている。そろそろSGVが欲しいところだ。

川口は好走していて、昨年1月から27節走って、SG2回を含む優出24回、優勝11回(G1・3回、G2・1回)と安定性は抜群だ。「地元は傾向と対策が何となくわかる。フォークのセットもわかる。地元だし(交換)部品もあるしね」と説明した。

レースは相手筆頭の佐藤がスタート先行し、永井がさばく展開になりそうだ。金子の巧腕、新井の攻撃力、浦田のイン強攻も要注。(5)=(4)から(2)(7)(8)で勝負。