内村舞織は予1・7Rの2着に不満顔だった。「(高木)真備さんより先にまくっていれば合格点のレース。足は仕上がっているのに、なんで行かなかったんだろう」。10月函館決勝で落車した後遺症はもうないだけに悔しさが増す。

予2・6Rは、万全の状態で同門、同期、同じ年の大久保花梨に挑む。「奈良決勝で1度だけ対戦がある。そのときは真備さんが勝って、花梨が2着、私は3着だった。ここで1勝1敗のタイにしておきたい」と、ライバル意識をむき出しにした。