来期(19年1月~)に初めてS級1班に昇格する岡本総(31=愛知)が、気合の走りを見せた。予選8Rは2着惜敗も、自在型のイメージを覆すように打鐘から逃げて「渡辺健さんがガードしてくれたおかげだが、状態は悪くない」と話した。

別線を苦しめた踏み出しの鋭さは、地区プロ・スプリントでスペシャリストの金子貴志に次ぐ2位になったことで証明済み。「来年1月から1班になったとき、競走得点が高いほうが何かと有利になる。夏場のケガが治ったし、しっかり踏める今こそ頑張る」。準決11Rでの好スパートを約束した。