木谷賢太が調整に貪欲だった。

新勝率5・31をマークした香川の新星は、好センスの持ち主。これまでペラ調整をほとんどせず、一定の結果を出してきた。「今まで(ペラの)仕事はしていなかった。だけど勉強だと思って、今回はやりますよ」。ただし、前検は恐る恐るの作業に終始していた。「片面だけ、ちょこっとたたいた。まだ、びびってます(笑い)」。30号機を複勝率(33・3%)以上のパワーに仕上げ、V争いに加わりたい。