デビュー4年目の新山響平(25=青森)が準決11Rを7番手まくりで制し、通算100勝を達成した。

前場所の12月大垣初日にリーチをかけ、今節の初日特選で2着惜敗した直後のメモリアル達成。さぞかしご満悦かと思ったら、「仕掛けのタイミングを迷って、すんなり出切れなかった。反省します」と口元を引き締めた。競輪学校へ冬季移動して乗り込み、出来に自信があるからこそ内容も求める。決勝11Rは三たび斎藤登志信が番手。初日は気温3度、2日目は1度と冷え込むが、「101勝目を狙う」と熱い口調で2月奈良ブロックセブン以来のV取りを約束した。