KEIRINグランプリ2018(30日=静岡)出場選手の共同記者会見が18日、都内のホテルで行われ、出席した7人(脇本雄太と新田祐大はナショナルチーム活動のため欠席)が作戦、調子、意気込みなどを語った。

【1】三谷竜生(奈良) 今年の前半は結果を出せたが、後半は思うようにいかなかった。ただ、ここへ来て調子は上向いている。静岡は走りやすいバンク。脇本君の番手を、しっかり回る。

【2】浅井康太(三重) 年の始めは迷惑をかけてばかりだったので、ここも精いっぱい頑張りたい。中部の先輩の山田裕仁さん(引退=02、03年に優勝)に追いつけるように、連覇と3度目の優勝を狙う。単騎で勝つレース。

【3】脇本雄太(福井) 力強いレースができるように頑張る。近畿の先頭で先行勝負したい。

【4】新田祐大(福島) 今年こそ頂点に輝けるよう、精いっぱい走り抜きたい。レースでは先行、まくり、追い込みと、全てを駆使する。

【5】村上博幸(京都) グランプリは4年ぶり。強い選手ばかりで気合が入る。前回(2着)出場してからはケガが多くて苦しかったが、努力の成果を出せてうれしい。近畿の4番手を固める。

【6】清水裕友(山口) 防府記念の優勝は、うれしかった。テレビでしか見たことがないグランプリに、まさか出られるなんて…。まだ実感がない。相性がいい5番車が良かったが、6番車でも頑張る。単騎の競走。どこかで見せ場をつくりたい。

【7】平原康多(埼玉) 中盤までは全く満足できない年。終盤ようやく進むべき道が見えてきた。グランプリは何回挑戦しても勝てず、重みを感じるが全てを出し切りたい。武田さんの前で自力。

【8】武田豊樹(茨城) 今年も、力が落ちてきたと感じる1年だった。それでも、初の静岡グランプリを走れることを、うれしく思う。グランプリでは8番車が多い(笑い)。平原君の後ろで、持てる力を出し切る。

【9】村上義弘(京都) 昨年は出場できず、悔しい思いをした。初心に帰って新たな気持ちで走ってきて、気がつけば11回目の出場。平成最後のグランプリだし、静岡とは相性がいいので頑張る。脇本君と三谷君に任せて近畿の3番手。

※左から車番、選手名、登録地、コメント。脇本と新田は文書で発表。