グランドスラマーの浦田信輔(45=飯塚)が底力を発揮した。準決11Rはスタートで4番手につけ、一気に進出して2周4角で逃げた大月渉をさばいて先頭に立った。後続を突き放して快勝した。

「早めに前に出る自分の理想の展開となった。スタートは切れています」。3日目終了後にリングを交換して上積みがあり、大幅に上がりタイムを短縮した。4日目の1番時計を出した浦田の上昇度を買う手だ。