予選7Rは小橋秀幸(39=青森)が最終4角から内を伸びて準決一番乗りを決めた。

レースプランは「先行しそうな吉田昌司君ラインの後ろを取って、そこからと思っていた」。実戦では先頭に出て吉田ラインを待とうとした瞬間に、インを突いた日野博幸-塚本大樹に出られてしまった。それが逆にけがの功名。すんなり3番手に収まり、吉田のまくりをけん制する塚本が振った瞬間にインに飛び込み、絶好のコースが開いた。小橋は「自分で動いて何とかしようと思ったけど…。結果オーライですね」と苦笑い。10年12月には完全Vの実績もある好相性のバンクだ。準決も目が離せない。