初日同様、強めの風が吹く中、優勝戦は地元・島田賢人(30=埼玉)が1コースからコンマ09のスタートで押し切った。

「スタートは遅れたと思ったが、何とかなりました。もし先行されても1周2マークでは、狭い所をさばく自信はありました」と終始落ち着いた表情で喜びを語った。最終日はイン受難傾向にあったが、島田が地元の意地を見せつけ通算5度目のV。2着には6枠の松江秀徳、3着には5枠の笠置博之が入った。最年長優勝記録更新の偉業をかけた高塚はスリットで見せ場を作ったが4着に敗れた。