鈴木圭一郎(24=浜松)が3年連続の殊勲賞を受賞した。

2018年138戦して89勝と年間最多勝記録をマーク。SGでも1月飯塚、10月浜松で全日本選抜を2回制覇。川口ではG1キューポラ杯準優勝が最高だったが、残る伊勢崎、浜松、山陽、飯塚の4場ではいずれもG2以上のレースを制するなど、年間を通した活躍が高く評価された。

3年連続のMVPには「本当に自分で良かったのかな? というのはありますね。 2年前、3年前が良すぎて。昨年は落車も続いてしまって、お客様には迷惑をかける年になってしまったので」と、妥協せずに戦い続ける圭一郎は、受賞の弁もまずは反省から口にした。

「自分の中では納得いくレベルではないし、昨年はいい時はいいけど、悪い時は何をやっても良くならない時が続いた年でした」と2018年を総括しながらも、「今年は昨年よりはいい年でなければいけない。常に上を目指して頑張ります」と、新たな決意を表明すると、ファンや関係者から大きな拍手を受けていた。