雨巧者の青木治親（42＝川口）が気迫の走りで3Rを制した。

2周目3角で早くも先頭に立つと、がっちりインを締めて同じ雨巧者の大木の猛追を振り切った。「とりあえず内側だけは開けないようにと。（大木の）プレッシャーがすごくて」と白い歯をのぞかせた。シリンダーを新品に換えて気配は上昇ムード。「欲しいところが出てきた。立ち上がりが進んで、パワーが出てきた感じがある」。

準々決勝10RはG1を2勝している実力者の青木から目が離せない。