若井友和(45=川口)が目の覚める速攻劇で準決12Rを制した。

10線8車から3番手で飛び出すと、1周バックで早くも先行2車を差し込んで先頭に躍り出た。近況はスタートが切れずに悩んでいた若井だけに、「スタートは十分。荒尾君の前に出ることはないですから。言うことなし」と言葉も弾む。

15年以来、3度目のグランプリレース制覇へ闘志満々。「軽くて乗りやすい。優勝戦でもスタートを切って前に出られれば」と前を向いた。